ニキビ治療で抗生物質を使用する期間について

皮膚科で受けられるニキビ治療として、抗生物質の処方は最もポピュラーです。
ニキビが出来る原因は色々とありますが、皮膚にいるアクネ菌という常在菌が
増殖する事が要因となるケースがあります。

アクネ菌は毛穴の中に住み着いている菌で、皮脂をエサとしています。
皮脂分泌が増えるとアクネ菌が毛穴の中で増え、ニキビができやすい状態となるのです。

ニキビ治療ではまず、増えすぎたアクネ菌を抑える為、抗生物質を処方します。
外用薬と内服薬の2種類があり、どちらでニキビ治療を行うかはニキビの症状や、医師の判断で変わります。

医師の判断

外用薬での治療の場合、3か月程度の期間、治療するのが目安のようです。
外側から抗生剤を届けるので、効果を発揮するまでには時間がかかります。

一方、内服薬はというと体の中に抗生剤の成分が入るので、外用薬より効き目は絶大です。
ただ、抗生剤は長く服用すると、菌に耐性がつく恐れがあるので、1週間から2週間ほど服用を続けたら、
1度医師に相談しましょう。

薬の服用