思春期ニキビとは10代にできるニキビのことを言います。
この時期は第二次成長期による男性ホルモンの影響で皮脂が大量に分泌され、
それが毛穴に詰まり細菌が繁殖して炎症することでできます。
主に皮脂が分泌されやすいおでこや鼻にできますが、
その他の部位にもできることがあります。
第二次成長期が終われば皮脂の分泌量も下がりますが、
そのまま放置しておくとニキビ跡が残ってしまう恐れがありますので、
正しいニキビ治療を行う必要があります。
思春期ニキビは成長の過程でできるため、残念ながら
有効なニキビ治療はありません。
しかしながらきちんとニキビ治療を行うことで悪化を防いだり、
再発しにくい肌環境を作ることができますので
諦めずに取り組みましょう。
まず改善すべき点は洗顔です。
洗う回数は朝と晩の2回にして、洗顔料をしっかり泡立てて
泡を肌に滑らせるような感覚で優しく洗いましょう。
洗顔後は保湿ケアを忘れずに行ってください。
また、睡眠不足が続くと肌の代謝力が落ちますので、
夜更かしは避けて規則正しい生活を送れるように心がけましょう。
そして食事も重要です。
バランスの良い食事はもちろんのことニキビ治療に効果のある
ビタミン系が含まれた食べ物を積極的に食べるようにしましょう。